腱鞘炎

 

松原市天美南、河内天美駅から徒歩2分!
「東新町整骨院 あまみ院」です。

親指を中に入れて手をグーにして、手首を小指側に曲げてみてください!
これで手首に痛みやつっぱり感が出たら要チェック☑️

これは「アイヒホッフテスト」といって腱鞘炎
が起きてるかどうかをチェックする検査です。

今回は腱鞘炎についてお話しします🙇

まず腱鞘とは、筋肉の力を骨に伝える「腱」を覆い、滑らかに動くよう支えるトンネルのような組織です。腱鞘に炎症が起きた状態が「腱鞘炎」で、使いすぎなどで腱と腱鞘がこすれることが原因となり、痛みや腫れ、引っかかり感などの症状を引き起こします。

スマホやパソコン操作の多い人📱
子育て中の方🤱(抱っこで手首に負担)
美容師・保育士・料理人など手を酷使する職業👋
など手や指をよく使う人に多く発生します。

📍症状の特徴
✔️親指を動かすと手首の親指側がズキッと痛い
✔️物をつかむ・ペットボトルのフタを開ける動作が痛い
✔️腫れや熱っぽさが出ることもある
✔️進行すると、痛みが常にある・動かすと引っかかる感じがする

朝起きたときに特に痛みが強かったり、スマホや家事のあとにズーンとした痛みが残るのも特徴的です!

📍治療方法

腱鞘炎は「手首の使いすぎ」が主な原因とされますが、実際には局所の炎症だけでなく、上肢全体のアライメントの崩れが関与しているケースが多くみられます。

当院では、まず普段の手首の使い方・姿勢のクセを丁寧に確認し、過負荷がどこから来ているのかを分析します。

右手に症状が出ている場合、多くは右手の使用頻度が高く、【前腕の屈筋群(手掌側)】が過緊張を起こし、
それに対して【伸筋群(手背側)】が常に引き伸ばされることでストレスを受けています。
この筋バランスの乱れが腱鞘への摩擦ストレスを増やし、炎症を悪化させてしまうんです。

また、右手の反復使用により
👉 右肩の挙上
👉 肩関節の内旋位固定
👉 前腕の回内優位姿勢
といった連鎖的な姿勢変化が生じやすくなります。

この状態では、肩甲骨周囲筋(特に僧帽筋上部線維・肩甲下筋・小胸筋など)の緊張が強まり、
腕全体の軸が内側へ巻き込みやすくなるため、結果的に手首の親指側・小指側どちらにも余計な負担がかかる構造になります。

そのため当院では、局所(手関節)へのアプローチに加えて、
前腕〜上腕〜肩関節〜頸部までを含めた運動連鎖の評価と調整を行います。

具体的には、
•屈筋群・伸筋群の筋緊張バランスの調整
•前腕の骨(橈骨・尺骨)のアライメント修正
•肩甲骨の可動性改善
•頸部(特に斜角筋群・胸鎖乳突筋)のリリースによる上肢全体の動的安定性の回復

これらを目的とした手技・矯正を組み合わせて施術を行います。

また、施術後は再発予防として、
日常生活での手の使い方・姿勢・デスクワーク環境などの動作指導・セルフケア指導も徹底。

局所の炎症を鎮めるだけでなく、
「なぜ腱鞘炎が起きたのか」「どうすれば再発しないか」までを包括的にアプローチすることで、
より安定した改善を目指します。

💫まとめ
腱鞘炎は親指や手首の使いすぎにより起こってしまう炎症です🥲
大したことないと思ってほっといてしまうと痛みが長引いてしまいひどくなる可能性があります。そうならないためにも早めにご相談ください!

東新町整骨院 あまみ院