【腰痛 原因】腸腰筋を使えない理由!

腰痛の最も多い原因

こんにちは✨
松原市天美南で整骨院【東新町整骨院あまみ院】
院長の芝﨑です。

前回の記事で腸腰筋について話ししましたので、
今回はそんな腸腰筋が弱る理由とその対策をお伝えします。

腸腰筋】という筋肉は腰痛でお悩みの方にとっては
すごく重要な筋肉です。
例えば、脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の方で歩いていると
腰が痛くなったり、だるくなってきたりすることはありませんか?
それら症状で悩んでおられる多くの方が腸腰筋が弱く硬くなってしまっているかもしれません。

ー目次ー
【腰痛の原因第1位】
1.使えない理由
意識
生活スタイルの変化
2.腰痛対策
日常から腸腰筋を使うを事を意識する上で大事な2つのこと
腸腰筋を使わない姿勢

腰痛の原因第1位

当院に腰痛で来院される患者様を検査してしていく中で
最も原因となっていることが多いのが【腸腰筋】という筋肉です。
では、なぜ腸腰筋がそんなにも弱くなったり硬くなり本来の役割を果たせなくなるのか。

使えない理由

意識

まずひとつ目に意識の問題があります。
太ももを上げる筋肉に力を入れるとなると太もも前の大腿四頭筋には力を入れやすいですが、お腹の奥の腸腰筋には入れにくいですよね?

日常生活から、意識しやすい方の筋肉に頼ってしまい意識しにくい腸腰筋はよりサボりがちになり負荷がかからないので硬くなりやすいです。

生活スタイルの変化

二つ目に生活スタイルの変化です。
元々日本には特有の文化がありました。

それが和式便器、布団を上げ下げするや正座をするといった動きでありこのような動きの時に
腸腰筋をよく働かすことができていましたが、海外の文化が入ってくることによって
腸腰筋を日々の生活で動かす機会がかなり減ってしまいました。

筋力の差

では、海外の文化の人は問題ないなのか?答えは問題ありません。

腸腰筋は人種により筋力差が非常に大きな筋肉の一つです。

日本人と比べても
・欧米の方は1.5〜2倍
・黒人の方に関しては2〜3倍も
腸腰筋が大きいというデータもあります。

なので、持久力よりも瞬発力が必要な短距離走などを見ていただくとよくわかると思います。
他にも、さまざまなものが自動化され歩いたりはしったりする機会も減っており外で遊ぶ機会が減っていう子供も腸腰筋はより弱体化し大人になってから症状が現れます。

腰痛対策

鍛える・柔軟性をつけることも大事です。
ですが、最も必要なことは日常生活から腸腰筋を使うことができるようにすることです。

日常から腸腰筋を使うを事を意識する上で大事な2つのこと

・骨盤をまっすぐに立てる
・股関節を前後に動かす

骨盤をまっすぐに立てる

骨盤を立てるというのは、坐骨にしっかり体重が乗っているということです。
この状態を維持するために腸腰筋は働かされ続けます。
なので、骨盤を立てる姿勢というのは腸腰筋にとって負荷のかかる姿勢です。

股関節を前後に動かす

股関節を前後に動かすつまり、歩くとういうことですが
ただ単に歩くだけでなく少し大き目の歩幅で歩くことです。

年齢を重ねるごとに足だけで歩こうとします(歩幅の小さい歩行)
股関節を曲げない太ももを上げない歩き方では腸腰筋を使えません、
この時にどこの筋肉を使うかというと太もも周り筋肉であり無理に使うことで痛める原因になります。

大きく股関節を曲げようとすると変な歩き方にあるので、少しだけ遠くへ足を出すイメージでしてみてください。
すると股関節を使った歩行ができ腸腰筋も使うことができます。

特に階段などは数段であれば使うようにしてください。

痛みがあって登れないといった場合は別ですが、そうでなければ腸腰筋を使う
いい運動になるのでぜひ活用してください。
いきなり何十段も登る必要はありません、
2.3段からでも結構ですし、スロープを使っていたという場合には階段に変えて
登るようにしてみてください。

腸腰筋を使わない姿勢

腸腰筋の使い方をご説明してきましたが、
逆に弱らせてしまう姿勢というのは皆さんご存じの【猫背】です。
骨盤が後ろに倒れてしまうことで腸腰筋に一切負荷がかからなくなります。

使わないよりも使えない姿勢にしてしまうことが最もよくありません。

ほかにも避けるべき座り方があるのでご紹介します。

ソファなどの柔らかいものに座る

柔らかいものは沈み込んでしまうので自動的に猫背の姿勢を作り出してしまいます。

背もたれに頼って座る

背もたれにもたれていると知らぬ間にずるずるとお尻が前にスライドしていき
骨盤を立てるということができていない状態になります。
そうするとソファに座るときと同じように腸腰筋を使わないで座っていることになります。

腰を反って座る

姿勢をただそうとものすごく胸を貼る様にして座る方もいらっしゃいますが、
これも良くない座り方です。
腰を反るという動きは腰の後ろ側の筋肉が縮んでおきます。
この状態では、腸腰筋を使うことができません。

まとめ

腰痛の原因第1位は腸腰筋です。
日常生活から使うこと意識することで硬くなることや弱体化を防ぐことができます。
運動は1日にしてならず、
続けることで効果が出てきますので無理せず続けれる範囲で行ってください。

特に気を付けることは使えないようしてしますことです。
上記3つの座り方は腰痛を助長させるだけでなく、
坐骨神経痛やその他さまざまな足の症状を引き起こす原因にもなるので日常的に行なっている方要注意です。

LINEで無料相談を受けておりますので
お困りの症状がございましたらご相談ください。

友だち追加

東新町整骨院あまみ院 院長 芝﨑

執筆者:鍼灸師 東新町整骨院あまみ院 芝崎拓実

皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。

東新町整骨院 あまみ院