腰痛の時の床の座り方

みなさん、こんにちは！

大阪府松原市の東新町整骨院あまみ院です！

本日の

テーマは『腰痛の時の床の座り方』について、お話ししていきます！

結論から言うと、『腰痛がひどい時は、床に座らない』というのは鉄則です（笑）

慢性腰痛にしても、急性腰痛(ギックリ腰)にしても骨盤が後ろに倒れていること(骨盤後傾といいます)が起因し、症状がでていることが非常に多いです。もちろん女性の腰痛においては、反り腰(骨盤が前傾すること)が起因しての腰痛もありますが、圧倒的に骨盤が後傾している腰痛の方が多いです。この骨盤が後傾している状態で、床に座ると、さらに骨盤が後傾することになるので、その骨盤から背骨に付いている筋肉がさらに伸ばされ痛みが出るため、基本的には、腰痛の方に床を座ること自体は推奨していません…このままだと本日のテーマがけつろんが出ないまま終わっちゃいますね（笑）

もちろんご自宅の過ごし方において、椅子が無いというお宅の方もいらっしゃるでしょうし、そういった方のためのアドバイスをさせていただきます。

まず、先ほどにも言ったように、骨盤が後ろに傾くことで、背骨の筋肉が引き延ばされ痛みが出ています。これは単純に骨盤が後ろに倒れないようにすることで、十分防ぐことができます。

一番簡単な例でいえば、座布団を半分におり、それを座椅子や背もたれの骨盤が当たる部分に置きます。こうすることで、後ろに倒れることは防げます。

ただし、骨盤のみをこのクッションで前に起こしてでも良いのですが、できるのであれば、背骨から骨盤をまっすぐにするようにすれば、一番負担はありません。私の患者様では、ストレッチポールというクッションポールを縦において、上記のように座っていらっしゃる方もおられました。

しかし上記のようなアドバイスは、あくまでも『腰痛を治す』ためでなく『腰痛が感じないようにする』ための対処法であることはわかってください！

以前わたしもギックリ腰になった際に、この『床に座る』ことが非常に困難で、とくに足を延ばして座る“長座”と言われる座り方は全くできませんでした。その次に“あぐら”をかくことです。

できるのですが、そこから立ち上がることが痛くてできない。一番楽だったのは“正座”でした。

この違いはまさしく『骨盤後傾の倒れ具合』によるものだと思います。

なので、座布団やクッションを骨盤や背骨に当てるのも良いですが、床に座る際に一番いいのは、正座が一番負担がかかりにくいです。

ただし膝の痛みがある方などは、難しい場合もあります。そういった場合は無理せずに、椅子に座りましょう（笑）

先ほども言ったように、これはあくまで対処でしかありません。

腰痛自体の根源を処置しない限り、すべては一時的に痛みをかばっていることでしかありません。

今の時期、寒暖差があり、腰痛、肩こりがひどくなる時期でもあります。迷わず、当院にご相談ください！

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